996 GT3 RS (2003)


996シリーズ初の本格的なスポーツ・モデルである GT3が1999年に登場してから4年、水冷エンジンとなった911に初めて RSを冠するモデルが追加されました。ポリカーボネート製のリアウインドウやカーボンファイバー製のエンジンフード、リアスポイラーなどによりGT3クラブスポーツよりも 50kgも軽量に仕上げられたボディには 381馬力を発揮する 3.6リッター水平対向6気筒エンジンが搭載され、最高速度は308km/hに達しました。

996 GT3 RSに用意されたボディ・カラーはホワイトのみで、1973年のカレラRSをイメージさせるボディサイドのレタリングはブルーまたはレッドを選択することができました。FIAのGT3クラス適合モデルである GT3RSにはロールケージが標準で装備されており、僅か682台が製造されました。


この作品はタミヤ (Tamiya) 1/24 のGT3を改造したものです。前後パンパー等に手を加え、自作のスポイラーとホイールで2003年のGT3RSに仕上げてみました。エンジンは381馬力と発表されていますが、ベンチテストでは400馬力以上を発揮し、ニュルブルクリンクで行われたテストでも、同じ996のトップモデルであるGT2より4秒も速い7分43秒を記録しているところがポルシェらしいです。伝説となった1973年のカレラRSをイメージしたデカールとGT3RS専用の軽量ホイールがかっこ良いです。